安いからいい?高いからいい?

安いからいい?高いからいい?
今まで宝飾業界は、べらぼうな中間手数料(?)やデザイン料、不透明なたくさんのものを付加価値として商品代金に載せ、高い価格で販売してきました。

私が自分でアクセサリーを作り始めたのも、「高い割りにいまいちだな~」
「石が全然きれいじゃないのになんでこんな高いの」という不満があったからです。

「もっと安くいい物が手に入るはず。作れるはず」そう思って、作り始めました。

ネットの普及によって、品物の底値が消費者に丸わかりの時代。
「良品安価」の時代がやってきました。

「ただ安いから」だけでは売れません。
ましてや「ただ高い」だけの物を買う人も今はもうほとんどいません。
(バブル時代はそういう人がたくさんいたようですが、その時代はもはや終わりを告げました)

そして、これからは、物の価値よりも、それにこめられた気持ちや心に価値を見出す、
いわゆる「見えないものの価値」が重要視される時代になって行きつつあるのではないかな・・・
なあんて、ぼんやりとですが感じています。